私はよく物を捨てる方だと思う。
狭いアパート暮らしも10年を越え、なるべく物を増やさないように暮らしてはいるものの、どうしてもいらないものは増える。
研究には使わない本とか、足に合わなかった靴とか、色あせてしまった安物の服とか。
服や鞄でまだ使えそうなものは古布に出し、本は新古書店に売る。
とても人にはあげられないようなものは、思い切りよくゴミ箱に。
どれもこれも、買うときにはほしいと思ったものなのに、いつの間にかあっさりといらないものになってしまう。
でも、いま周りにいる友達はそういうタイプではない人が多い。
ゴミを拾ってすてきなデモグッズに作りかえたり、着なくなった服を新しい服に仕立て直したり、フリーマーケットで掘り出し物を見つけるのが上手だったり。
それは私からしてみれば魔法のような、とてもすばらしい力だ。
そういう人たちと出会いはじめてから、ものを買うときに少し立ち止まって考えるようになった。
これは私に必要なものだろうか、と。
リメイク術を持たない私にとって、長く大切に使うことができるものを買う、ということが捨てないことへの近道のような気がしたのだ。
考えているうちにどうでもよくなってしまうものも多いし、やっぱりほしい、と思って買うものもある。
ちょっと奮発して買った冬の黒いコートや、歩きやすいショートブーツはいまでもお気に入りだ。
上質なものだけを買って長く長く使う、なんてことを徹底できるほど余裕があるわけでもなく、ワンシーズンでつぶしてしまうだろうな、という服に手を出すこともやっぱりある。
それでもうちから出るゴミは確実に少なくなっている。
それに気付くとき、少しだけ自分がマシになっているような気がするのだ。
2012年05月16日
2012年05月09日
第5回ゆんたく高江
今年もやります、ゆんたく高江。
賛同団体・個人、募集中。
当日予定が空いている、という方はぜひボラスタにご協力を。
どうぞよろしくお願いします。
==========転送・転載歓迎!==========
「第5回 ゆんたく高江」
★6月17日(日)12:00オープン 13:00スタート
★上野公園野外ステージ(旧上野水上音楽堂)
東京都台東区上野公園2
★入場無料!
Live: 知久寿焼、寿[kotobuki]、ジンタらムータ、知念良吉、スワロッカーズ(from 沖縄・高江)
Performance:東京エイサーシンカ(エイサー)
Talk: 伊佐真次さん、清水 暁さん(ヘリパッドいらない住民の会 from 沖縄・高江)
高江にヘリパッドはいらない!沖縄の豊かなやんばるの森に位置する高江に、米軍ヘリパッドが建設されようとしている……。
静かな暮らしと自然と平和を守るため、高江の人々は今日も座り込みを続けています。
高江の思いを受け止め、一人ひとりが高江につながる行動を起こすきっかけをつくるため、今年もゆんたく高江を開催!
言葉や歌の力に乗せて、高江の思いが一人でも多くの人に届きますように。
**********************************************
【カンパのお願い】
この企画はみなさまのカンパで成り立っています。ご賛同いただいた個人・団体は、公表の可否を確認した上で当日配布資料にお名前を紹介させていただきます。お振り込み後、メールにて氏名・団体名のチラシ等への掲載の可否をご一報ください。
個人1口1,000円、団体1口2,000円
郵便振替
記号10110 番号99903741
口座名 ゆんたく高江
**********************************************
【スタッフ募集中!】
いっしょにイベントに関わってくれる方を募集しています!お気軽にご連絡ください。
**********************************************
主催:第5回ゆんたく高江実行委員会
tel:090-1944-4336
mail:yuntakutakae@yahoo.co.jp
web: http://helipad-verybad.org/
twitterアカウント:yuntakutakae
==========転送・転載ここまで==========
賛同団体・個人、募集中。
当日予定が空いている、という方はぜひボラスタにご協力を。
どうぞよろしくお願いします。
==========転送・転載歓迎!==========
「第5回 ゆんたく高江」
★6月17日(日)12:00オープン 13:00スタート
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東京都台東区上野公園2
★入場無料!
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Performance:東京エイサーシンカ(エイサー)
Talk: 伊佐真次さん、清水 暁さん(ヘリパッドいらない住民の会 from 沖縄・高江)
高江にヘリパッドはいらない!沖縄の豊かなやんばるの森に位置する高江に、米軍ヘリパッドが建設されようとしている……。
静かな暮らしと自然と平和を守るため、高江の人々は今日も座り込みを続けています。
高江の思いを受け止め、一人ひとりが高江につながる行動を起こすきっかけをつくるため、今年もゆんたく高江を開催!
言葉や歌の力に乗せて、高江の思いが一人でも多くの人に届きますように。
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【カンパのお願い】
この企画はみなさまのカンパで成り立っています。ご賛同いただいた個人・団体は、公表の可否を確認した上で当日配布資料にお名前を紹介させていただきます。お振り込み後、メールにて氏名・団体名のチラシ等への掲載の可否をご一報ください。
個人1口1,000円、団体1口2,000円
郵便振替
記号10110 番号99903741
口座名 ゆんたく高江
**********************************************
【スタッフ募集中!】
いっしょにイベントに関わってくれる方を募集しています!お気軽にご連絡ください。
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主催:第5回ゆんたく高江実行委員会
tel:090-1944-4336
mail:yuntakutakae@yahoo.co.jp
web: http://helipad-verybad.org/
twitterアカウント:yuntakutakae
==========転送・転載ここまで==========
2012年05月07日
現実ってコワイ
毎年のことながら、この時期は忙しい。
何かに追い立てられるように動いていた1〜3月と違い、前々からわかっていて、しっかりその通りに忙しいのだから嫌になる。
こんなうららかな時期だからこそなんとかやってられるんだろうな、と毎年思う。
それなのに今年のGWの天気の不安定さといったら!
気圧のせいで、頭痛薬のお世話になりっぱなしだった。
あと、パートナーとの話し合いによって、将来について考えさせられた時間でもあった。
こっちに来てから、自分は何をおいても研究職に就くのだ!と思ってがんばってきたつもりだけど、たとえばお互いの家族の健康とか、自分たち自身の変化で「何をおいても」とは言い切れなくなる日がやってくるのはそんなに遠くないもしれない。
普段は考えても仕方のないことでは思い煩わないようにしているが、いったん考え出すとそうもいかない。
将来が見えない不安や焦りは、研究職を目指している人ならきっと誰でも感じたことがあるはずで、望む条件で就職できる確率がとても低いこともわかっている。
しかしうららかであるべき休日に雨にふりこめられ、うっかり現実と向き合ってしまったためにひさしぶりに落ち込んだ。
今日は天気も回復し、休日も終わりを告げた。
やるべきことはたくさん。
諦めるのが嫌なら、一つ一つやるしかないのだ。
それが次につながるんだと信じて。
何かに追い立てられるように動いていた1〜3月と違い、前々からわかっていて、しっかりその通りに忙しいのだから嫌になる。
こんなうららかな時期だからこそなんとかやってられるんだろうな、と毎年思う。
それなのに今年のGWの天気の不安定さといったら!
気圧のせいで、頭痛薬のお世話になりっぱなしだった。
あと、パートナーとの話し合いによって、将来について考えさせられた時間でもあった。
こっちに来てから、自分は何をおいても研究職に就くのだ!と思ってがんばってきたつもりだけど、たとえばお互いの家族の健康とか、自分たち自身の変化で「何をおいても」とは言い切れなくなる日がやってくるのはそんなに遠くないもしれない。
普段は考えても仕方のないことでは思い煩わないようにしているが、いったん考え出すとそうもいかない。
将来が見えない不安や焦りは、研究職を目指している人ならきっと誰でも感じたことがあるはずで、望む条件で就職できる確率がとても低いこともわかっている。
しかしうららかであるべき休日に雨にふりこめられ、うっかり現実と向き合ってしまったためにひさしぶりに落ち込んだ。
今日は天気も回復し、休日も終わりを告げた。
やるべきことはたくさん。
諦めるのが嫌なら、一つ一つやるしかないのだ。
それが次につながるんだと信じて。
2012年04月20日
ごはん
発表が続いて、バイト先も人手不足でごたついて、あれこればたばたしてくると、とたんに億劫になるのがごはんの支度とお弁当作り。
私の適当ごはんなら、作るのなんてあっという間だ。
別に無理して作らなくてもいいのだ。
そうは思いながらも、結局一日に何度か台所に立つことになる。
別に作るのがいやなわけではない。
ごはんにまつわる買い物や調理や後片付けや、そういう些細なことで思考が中断されるので、切羽詰まっているときにはその効率の悪さにいらいらしてしまう。
だったら考えなければいいのに、パソコンに向かっていても、頭の中で冷蔵庫にはベーコンとキャベツとー、とうっかり考えていたりする。
さすがに昨日今日のお昼ご飯はカップ麺ですませてしまったが、なんだか胃にもたれ気味。
今日は何食べよう、何作ろう、と楽しみながら考えられるくらいの余裕を持って日々を生きていきたいのになぁ。
私の適当ごはんなら、作るのなんてあっという間だ。
別に無理して作らなくてもいいのだ。
そうは思いながらも、結局一日に何度か台所に立つことになる。
別に作るのがいやなわけではない。
ごはんにまつわる買い物や調理や後片付けや、そういう些細なことで思考が中断されるので、切羽詰まっているときにはその効率の悪さにいらいらしてしまう。
だったら考えなければいいのに、パソコンに向かっていても、頭の中で冷蔵庫にはベーコンとキャベツとー、とうっかり考えていたりする。
さすがに昨日今日のお昼ご飯はカップ麺ですませてしまったが、なんだか胃にもたれ気味。
今日は何食べよう、何作ろう、と楽しみながら考えられるくらいの余裕を持って日々を生きていきたいのになぁ。
2012年04月11日
書き損じ
沖縄の先生に論文を送るついでに手紙を添えようと書き始めたはいいものの、たった数枚を書き上げるのにその二倍はあろうかという反故を出してしまった。
誤字はもちろん、文章や字の汚さが気になって何度も書き直す。
そうして手紙を書いていると、いくら楽しくざっくばらんに話せる関係であっても、あの人は私にとってはいつまでも先生で、緊張を保って向き合いつづけなければならない存在なのだなぁ、と改めて自覚する。
先生には学部時代から指導してもらっているので、みっともない所もたくさん見られていて、もう本当に今更なのだけど、離れてからの時間が長くなればなるほど、成長してないと思われたくないと背伸びをしているような気がする。
自分が書いたものがどう読まれるだろう、と思うとき、真っ先に浮かんでくるのは先生の顔なのだ。
書くことが一人だけの作業ではないと感じるのは、こういうときだ。
叱咤激励されている、といつも勝手に思っている。
誤字はもちろん、文章や字の汚さが気になって何度も書き直す。
そうして手紙を書いていると、いくら楽しくざっくばらんに話せる関係であっても、あの人は私にとってはいつまでも先生で、緊張を保って向き合いつづけなければならない存在なのだなぁ、と改めて自覚する。
先生には学部時代から指導してもらっているので、みっともない所もたくさん見られていて、もう本当に今更なのだけど、離れてからの時間が長くなればなるほど、成長してないと思われたくないと背伸びをしているような気がする。
自分が書いたものがどう読まれるだろう、と思うとき、真っ先に浮かんでくるのは先生の顔なのだ。
書くことが一人だけの作業ではないと感じるのは、こういうときだ。
叱咤激励されている、といつも勝手に思っている。
2012年04月08日
花祭り
花の時期になって初めて、ここにも桜があったのか、と気付くことが多い。
お庭からこぼれるように咲いているのや、枝を切られながら遠慮がちに咲いているのや、いろいろ。
小川沿いの桜並木を見て歩くうちに、あっちにも大きい桜が、と気付いてたどり着いたのは近所のお寺。
ちょうど今日は花祭りで、甘茶のふるまいがあった。
お参りに来る人たちにしきりに話しかける一人の女性がいた。
「ここは母のお葬式を出したお寺なの、だから私ひとりなの、さびしいの」と言うその人に、話しかけられた人たちは「そうですか」、「おさびしいですね」と言葉を返していた。
しばらくすると、その人も甘茶を飲んで、少しだけほほえんで帰っていった。
私も以前、その人に話しかけられたことがある。
それ以来、近所で見かけるその人は、私にとってとても気になる存在になった。
いつも二人づれだったその人が、今は一人で散歩していることも知っている。
春の陽射しや桜の花が、さびしさを少しでも和らげてくれたなら、と思う。
2012年03月23日
悪戦苦闘
たぶん人生で初めてだと思うのだが、集めた資料をできる限り活用したい欲望が出てきて、あーららこらら、という感じに。
普段私はテクスト読解中心の論文を書いているので、先行研究はともかく、同時代の時代背景に関する資料は最低限を押さえるに留まることが多い。
でも今回は、掘ったら出てくる出てくる。
「資料収集には切りがない」というのを遅まきながら実感する。
テクストと実際の出来事を結び付ける危うさを感じつつも、このテクストはこれ抜きに読むとやばいことになりそうな気もする。
それにしても、昔の新聞はおもしろい。
全然関係ないところにも目がいくんだよなー。
毛皮と髪型、なんて記事があったりするけど、沖縄で毛皮を着るってどんながまん大会なのか。
普段私はテクスト読解中心の論文を書いているので、先行研究はともかく、同時代の時代背景に関する資料は最低限を押さえるに留まることが多い。
でも今回は、掘ったら出てくる出てくる。
「資料収集には切りがない」というのを遅まきながら実感する。
テクストと実際の出来事を結び付ける危うさを感じつつも、このテクストはこれ抜きに読むとやばいことになりそうな気もする。
それにしても、昔の新聞はおもしろい。
全然関係ないところにも目がいくんだよなー。
毛皮と髪型、なんて記事があったりするけど、沖縄で毛皮を着るってどんながまん大会なのか。
2012年03月21日
平等
たぶん対パートナー限定だと思うが、私はジャンケンが強い。
二人暮らしだと「どっちがやるか」を決めるシーンはよくあるもので、そんなときジャンケンするとたいてい私が勝つ。
勝った方がやることにしたときにはあっさり負けたりもするので、ジャンケンは私にとってはおいしい思いができる勝負法。
不公平だとパートナーに文句を言われていたところ、このようなダイスを見つけたので、買ってみた。

“I GO”と“YOU GO”が二面ずつ、“TOGETHER”と“ONCE MORE”が一面ずつ。
これがとっても平等で、しばらくやってなかったゴミ出しなどをやる羽目になっている。
買わなきゃよかったかなぁ。
そのうち、これでも勝てるようになるだろうか。
二人暮らしだと「どっちがやるか」を決めるシーンはよくあるもので、そんなときジャンケンするとたいてい私が勝つ。
勝った方がやることにしたときにはあっさり負けたりもするので、ジャンケンは私にとってはおいしい思いができる勝負法。
不公平だとパートナーに文句を言われていたところ、このようなダイスを見つけたので、買ってみた。
“I GO”と“YOU GO”が二面ずつ、“TOGETHER”と“ONCE MORE”が一面ずつ。
これがとっても平等で、しばらくやってなかったゴミ出しなどをやる羽目になっている。
買わなきゃよかったかなぁ。
そのうち、これでも勝てるようになるだろうか。
2012年03月20日
同窓会もどき
昨日の研究会ではとってもひさしぶりの人にお会いできて、なんだかはしゃいでしまった。
同窓会のような感じで、わいわいと。
学年とか聞かれ、「そういう世代が続々と……」としみじみ言われてしまうと、返す言葉もなく、ええ、そうですねーと思う。
博論を抱え、早く出さなきゃと思いつつ、出したあとのあてもない、そういう世代に足を踏み入れてしまいました。
いつまで楽しく研究していられることやら。
できるとこまで行ってみるのだ。
同窓会のような感じで、わいわいと。
学年とか聞かれ、「そういう世代が続々と……」としみじみ言われてしまうと、返す言葉もなく、ええ、そうですねーと思う。
博論を抱え、早く出さなきゃと思いつつ、出したあとのあてもない、そういう世代に足を踏み入れてしまいました。
いつまで楽しく研究していられることやら。
できるとこまで行ってみるのだ。
2012年03月11日
一年
揺れに驚き、テレビの前で眠れない夜を過ごした日から、一年が経つ。
ものすごく長かったような、あっという間だったような、不思議な時間の過ごし方をした。
この一年、直接の被災を免れた人たちが、自分自身を3・11に起因する出来事の当事者/非当事者のどちらか一方に振り分けることが困難な状況を生き、常に不安に揺らいでいると感じてきた。
私もそういう人間の一人だった。
そこから何を考え、書き、行動することができるのかを探り続ける一年だったような気がする。
いろんな人と出会って、話をする中で、生きるということ自体が「ともに」であることにあらためて気付かされた。
「終わり」のない出来事の中で生きていくとき、ゆるやかなつながりをたぐり寄せることがどうしても必要になってくる。
そのつながりに、私もまた生かされるのだと思う。
ものすごく長かったような、あっという間だったような、不思議な時間の過ごし方をした。
この一年、直接の被災を免れた人たちが、自分自身を3・11に起因する出来事の当事者/非当事者のどちらか一方に振り分けることが困難な状況を生き、常に不安に揺らいでいると感じてきた。
私もそういう人間の一人だった。
そこから何を考え、書き、行動することができるのかを探り続ける一年だったような気がする。
いろんな人と出会って、話をする中で、生きるということ自体が「ともに」であることにあらためて気付かされた。
「終わり」のない出来事の中で生きていくとき、ゆるやかなつながりをたぐり寄せることがどうしても必要になってくる。
そのつながりに、私もまた生かされるのだと思う。



